中央銀行の緩和による株高バブルが3か月程続く日米の株式市場
株式市場を月足、週足、日足と見ていくと…下がるために上がってきたのか?
と思いたくなる感じです。
アメリカも失業率13.3%…それでも上げていく株式市場…トランプ大統領もアメリカ史上最大の復活だ!!と胸を張ります。何だろ…凄く違和感ですね(。-∀-)
回復を見込んで上がってきたんだと説明されてきましたが…
現実は数字は悪くなりながら上がって行きました。一体いつまでの回復を見込んで上がっていくのかな…と思いますね。普通に数年単位がかかるはずなのに…ほんの数ヶ月では無理があります。
日銀も株式市場を救済する金融緩和ではなく、量的緩和を多くするべき
デフレだから、ほとんどの中小企業が苦労しているわけで…金融緩和しても大企業しか恩恵を受けません。
そもそもデフレのため、大手のサービスや商品しか売れないからです。
日本の9割は中小企業だし、今はコロナで外国人が日本で消費しなくなった。厳密には簡単に入れなくなったため内需はボロボロです。
日銀が日銀当座預金【7月2日。残高444兆2900億円】にいくら入れたって、期待インフレ率なんか上がりませんし、そこから政府が財政出動しないとお金は一向に世に回りません。ずっとデフレのままです。
本来、デフレ状態では政府が支出を真っ先にやらないといけないのに…
何故なら…【資本主義の一番初めは政府の借金で始まるからです。】
政府が国債を発行し、日銀が買い取り、日銀当座預金にお金が入り、そこから政府が財政出動をすることによりお金が世の中に回ります。
もう一つが銀行の融資です。ですが…デフレである今は安定した需要がある大企業しかお金を借りようとはしない為、いくら金融緩和したところであまり意味はないということです。
今は超デフレ状態です。直近の日本のインフレ率を調べると0.4%程です。コロナで外需がゴッソリなくなったためです。
本来インフレ率は2%を目指すのに、本当は3%あってもいいくらいです。
今は日本のインフレ率をあげるために、
社会保障がしっかりしている公務員を政府が増やしたり…『これはお金を安定して使う層を増やすという事です。
国の借金?全部、円建ての国債をつかって、この間の給付金だったり財政出動するのは国民の借金ではなく…ただ国がする通貨発行です。
その証拠にこの間、外国の格付け会社が日本国債の評価を引き下げましたが、日本の国債市場はどこふく風…
…日本国債は国内で消化しているものだし。9割以上、日銀と国内の銀行が持っている為。売られて金利が高くなるなんて状況は起こらないからです。
ただし、国債を財源にして財政出動をずっと出来るわけではありません。インフレ制限はあります。今は超デフレの為、直近のインフレ率は0.4%程なので全く気にする必要がありません。
それに財政健全化を頑なに推進する◯◯省でさえ…自国通貨建ての国債はデフォルトしようがないと…外国の格付け会社に対しては英語で反論しています。
国債を発行して財政出動をして政府の支出を増やすと円の信任が無くなり円の価値が失われると言われていますが…
実際の通貨の価値を決める為替市場では、日銀が必要なぶんだけ国債を買い入れると発表したら、【5月22日】ドル円を例に取ると20〜30pipぐらい円安に反応しただけですし…その日、最終的に円高方向に進み終わっています。というか…ドル円はずっと円高トレンドです。
財政出動するからといって過度な円安も現状では気にしなくてもいいですね。
月足レベルの長期で見たら、円はずっと円高方向に動き続けてます。
ちなみに円高は円の価値が高いと言う事です。下にチャートを載せておきます。
ドル円月足チャートです。(*・ω・)ノ延々とダウントレンドです。
※円を売って外貨を買うと円安。外貨を売って円を買うと円高になります。
今は上に行くか…(円安)
下に更に進むか…(円高)のレンジです。
これからどちらにいくかは神のみぞ知るですね。
では…今日はこの辺で
過去記事
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※画像はmt5、ぱくたそからです。