スイスフランショックとは
スイスフラン・ショック
2015年1月15日、スイス国立銀行は2011年9月から、1ユーロ=1.2スイスフランに設定していた対ユーロ上限を撤廃し、為替介入を廃止することを突然発表した。
これにより同日には一時1ユーロ=0.8517フランの過去最高値を付け、ユーロに対して41%の上昇となった。
このスイスフラン暴騰に連鎖して、世界の株式市場の下落や外国為替証拠金取引の混乱、両替商の倒産などの混乱が発生した。
※Wikipediaから引用
これがその時のチャート画面です。
【mt5参照】
チャートで確認出来るのは1月19日からですね。為替市場が一気に1日で混乱したため数日間はチャートが無効になったのか…mt5では数日確認できません。
話を戻しますが…世界の資産家や投資家がスイスの銀行にお金を預けるのは有名で、基本スイスフランは通貨高になりやすくスイス中央銀行【SNB】は銀行残高にマイナス0.75%の金利をかけています。
通貨高になると…海外旅行に安くいけたり…海外で国内よりも安く買い物ができます。
ですが…自国の輸出産業がダメージを受けます。
私は通貨高で低インフレの国なら国がある程度、補填すればそこまでのダメージは受けないのでわ?と思ってしまいますが…違うのかな?
自国通貨建ての国債を発行したり自国通貨のスイスフラン刷れるわけですから…日本にも同じ事が言えるのでいつも疑問に思います。
ここで一旦話しを戻します。
スイス中央銀行はスイスフラン高がある程度進むと為替市場で通貨安方向に為替介入をしていました。【自国通貨売りは外貨調達の必要がないため無制限の介入が可能】
ですが…1月15日にいきなり介入をやめると宣言し一気に通貨高に振れスイスフランショックとなります。
日本人があまり知らないスイスという国
スイスの面積。首都。使われている言語について
面積(km2) 41,290
首都 ベルン 通貨 スイス・フラン (SFr)
使われている言語は4か国語で、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語です。
ここで一つ聞きなれない言語が……ロマンシュ語です。
このロマンシュ語という言語はインド・ヨーロッパ語系統のロマンス語群に属する言語だそうです。
公用語が4つあって違和感なく国民に受け入れられているのは、島国の日本人の感覚だと驚きですね。
元々スイスは色々な国に囲まれていると言う特殊な条件があるから、特に違和感なく国民に受け入れられてるのかな…
多人種共存は人種の相性もあるのかなと自分的には思いますが‥
うまく共存できるならそれは素晴らしいことですね。
実はスイスには国際的な機関が集中している
そして…世界で唯一の永世中立国である。
殆どの方は聞いた事があると思います。
この永世中立国は他国間で戦争をしても、ずっと中立の立場を取ると宣言し、他国がその立場を保証、承認している国です。
国が位置してる場所がフランス、ドイツ、イタリアとヨーロッパの中心の大国であるのと何か関係しているのかな?
その他にもスイスは色々な国際機関も集まっています。
歴史的にも実は昔から隠れた覇権大国なのかな?という印象ですね…
あまり深掘りしない方が良さそう気がしてきたので…
それでわ…今日はこの辺で(*・ω・)ノ
画像:Pixabay、ぱくたそ、mt5
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