不思議なフィボナッチ数列
イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチがヨーロッパに広めたフィボナッチ数例
※【3】から2つ前の数と一つ前の数を足し合わせると次の数になる不思議な数列です。永遠に続きます。
【0】【1】【2】【3】【5】【8】【13】【21】【34】【55】【89】【144】【233】【377】【610】【987】【1597】【2584】【4181】【6765】【10946】………
この地球には何故かこの数列で構成されたものが自然界に数多く存在します。例えば…
ひまわり、貝殻、葉など…
※細胞の増加によって形成された植物や貝殻、葉などを見ると形成された形にはすべてフィボナッチ数列が隠されています。
実はインドにルーツがあるフィボナッチ数列
実はこのフィボナッチ数列のルーツはインドの【算盤の書】にあり、レオナルド・フィボナッチが見つけたものではありません。
レオナルド・フィボナッチはインドの算盤の書の中の一例として紹介されていたフィボナッチ【数列】を【アラビア数学インドの方法】として1202年にヨーロッパに紹介しただけです。
そのことがヨーロッパの知識層に広く受け入れられたことにより【フィボナッチ】が世界に広まったようです。
1202年以前ではインドの【ヘーマチャンドラー1089年~1172年】(インドの僧侶、詩人、学者)の研究した書物【1202年より前の書物】に記してあるのが判明しています。
FXにおけるフィボナッチ
FXで有名なのが…フィボナッチリトレースメントです。一定の値幅に当てることでトレンドの強さをみます。トレンドの出初めを100%として、直近高値や最安値を0%とします。
強いトレンドがでている場合には、23.6%で更に押し目買い、下降トレンドなら押し目売り。
普通の上昇下降トレンドの場合は、38.2%で更に押し目買い、下降トレンドなら押し目売り。
50%まで戻してしまえば…そのトレンドが続く確率は50%です。
半値押しなどの押し目の売り買いとみる場合もありますが…半値戻しは全戻しという相場格言もあり期待は低いです。
更に61.8%と言う水準もありますが、この水準は限りなくトレンドにはならない売買ポイントなので…
トレンドを後押しする援護射撃【要人発言…etc】などがない限りはスルーが無難です。
FXではフィボナッチリトレースメントの他にフィボナッチファンやフィボナッチアークなど他にもフィボナッチを使った方法もありますが…
フィボナッチリトレースメントだけ抑えていれば問題ないと思われます。
何故なら、為替はどこまでいっても優位性で売買をするので、あまり世界で使われていない方法は機能しづらいからです。
※フィボナッチを使う時は必ずロウソク足の線と線。又は実体と実体に線を当てましょう。
線と実体。実体と線だと上手く機能しない場合があります。
※フィボナッチをFXで使用する場合、1時間足や4時間足や8時間足や日足などで大きいトレンドが出た時に使用するのがオススメです。
何故なら時間軸で一分足よりその他の上位足を形成した値動きの方が、フラクタル構造の恩恵も受けやすいですし…単純に多数の力が加わっていて信頼が出来るからです。【人、機械、2つの売買は同じ理論を使って売買されて上位足を作っている為です】
過去記事
※画像元:【Pixabay、ぱくたそ】