七夕伝説
日本で昔から受け継がれてきた伝説
日本の「たなばた」は、元来、中国での行事であった七夕が奈良時代に伝わり、元からあった日本の棚機津女(たなばたつめ)の伝説と合わさって生まれました。
(Wikipediaより引用)【※English translation is here】
元は中国からきた伝説です。
旧暦が7月7日で、新暦は8月7日です。
七夕伝説は昔からこの時期になると日本では必ず語られるので馴染み深いですね( ˘ω˘ )
七夕伝説の登場人物
登場人物をまとめると…
天の神様とその娘【織姫】
両親を早期に亡くした真面目な牛飼いの青年【彦星】の3人です。
実は恋人ではなく夫婦だった織姫と彦星
最初は仕事をしながら真面目だった夫婦が、夫婦になったことで次第に怠惰になっていき神様に怒りをかって引き離されてしまう話です。
神様は自分に厳しく自分の身なりも気にかけないで、機織【はたおり】に励む娘を不憫【ふびん】に思い…ある日…娘に見合う婿を探すことにしました。
すると、真面目な牛飼いの青年【彦星】を見つけます。
この真面目な若者こそ、娘を幸せにしてくれるに違いない…と思い。神様はその若者を娘の結婚相手に決めました。
そんな二人は毎日仲良く暮らしましたが…次第に遊んで暮らすようになります。
仕事を全くしなかったため、天人達が着る服は不足し、【織姫は天界の服を作っていた】彦星の飼っていた牛達はやせ細っていきました。
神様が2人に働くように言っても返事だけで一向に働こうとしません。
怒った神様は、織姫を西に、彦星を東に、天の川を隔てて引き離します。
それから二人は悲しみに暮れる日々を送ります。
彦星が飼っていた牛達は次第に病気になり…織姫も全く織物をしなくなったので天人達が着る服もボロボロになっていきます。
これに困った神様は、毎日真面目に働くなら7月7日だけは会わせてやると約束をします。
すると…二人はまたまじめに働くようになりました。
これが古くから日本で受け継がれる【七夕伝説】です。
画像【Pixabay】【ぱくたそ】
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