ハイパーインフレ
ハイパーインフレの定義
アメリカ合衆国の経済学者、フィリップ・ケーガンは、ハイパーインフレーションは「インフレーション率が毎月50%を超えること」定義しています。
毎月のインフレ率50%が継続すると、一年後には物価が129.75倍に上昇することになる。すなわち、インフレ率12875%である一方で、国際会計基準の定めでは「3年間で累積100%以上の物価上昇」をハイパーインフレの定義としている。
:Wikipediaより引用
ハイパーインフレになった国
ベネズエラ
2019年の年間インフレ率は、20万%という有り得ない状況になっています。
米国連邦準備制度や欧州中央銀行(ECB)のような中央銀行が年間インフレ目標を2%から3%に向けることを基準にしている事を考えると、いかにおかしい数字かわかります。
ハンガリー
1945年8月から1946年7月
インフレ率:207%
第二次世界大戦はハンガリーの経済に壊滅的な影響を与えました。
産業能力が半分程破壊され国のインフラが壊滅状態になり、ハイパーインフレを引き起こしました。
ジンバブエ
2007年3月から2008年11月
インフレ率:98%
1980年に独立を獲得した後、戦争退役軍人への多額の支払いのために増税ができないなど…
政府は、黒人の過半数への再配布のために白人所有の農場を買収する計画をしたが…反発に合います。
最終的にジンバブエ政府は財政健全化を放棄しました。その結果。為替レートは下落に直面します。
これにより輸入価格が急上昇し、ジンバブエドルがハイパーインフレしました。

画像:Wikipediaより転載
ハイパーインフレとは程遠い日本
今はyoutube人口が増えたので知っている方も多いと思いますが…
三橋貴明さんです。動画でわかりやすく解説してくれています。
※三橋貴明氏は日本の作家、経済評論家、中小企業診断士。株式会社経世論研究所(旧・三橋貴明事務所)代表取締役社長、一般社団法人国家ビジョン研究会・経済財政金融分科会副会長です。
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